不動産投資する地価の動向を知る

不動産投資に有利でかつ向いている人について「不動産投資する地価の動向を知る」について紹介しています。

不動産投資する地価の動向を知る

不動産投資をする場合、 投資をする地域の土地の価値、 つまり地価の動向を調査する必要があります。

地価はそのまま家賃や物件の収益性に反映するわけではありませんが、 将来的に値上がりしてくれた方が売却時に有利です。

土地は一物三価とも一物四価とも言われるほど、 同じ物件に対して複数の価格が存在します。

その代表的な価格が以下の4種類です。

公示地価 基準地価 路線価 固定資産税評価額

地価の価格が高い順としては 実勢価格>公示地価>路線価>固定資産税評価額 となります。 実勢価格とは実際の取引を参考にした価格です。言わば時価のことです。

地価の公的な調査は、 従来から公示地価や基準地価などがあります。

しかし、年1回の調査で、調査地点数も多いため、 公表される時期が遅く、実際の地価動向とズレがあります。

そのため、国土交通省は、 主要都市の地価動向を先行的に表しやすい高度利用地等の地区について、 四半期(3ヵ月)ごとに地価動向を把握することにより、 現実に近い地価動向を明らかにすることを目的として、調査されるようになりました。

路線価は国税局のホームページで過去3年分を調べることができます。

過去3年分の路線価を見て、 その数字が横ばいか上昇している方が望ましいと言えます。

路線価が下がっている場合は将来的にその土地の価値が下落するリスクも高いと考えます。

路線価は銀行融資を受ける際の材料にもなるので、調べ方はマスターしておきましょう。

「固定資産税評価額」は公示地価に対して7割程度の金額になります。

固定資産税や不動産取得税などの基礎となる価格です。

従って、固定資産税評価額よりも安い値段で売りに出されている物件があれば、 お買い得な可能性が高いと考えられます。

土地評価の仕組みについては次で解説します。