不動産投資するならワンルームか ファミリータイプか!メリット・デメリットを検証

ワンルーム、ファミリータイプのメリットとデメリットについて

不動産投資をするならワンルームか ファミリータイプか。メリット・デメリットを検証

不動産投資のタイプには大きく2つある

不動産投資をする際、収益物件が区分所有物件か、 一棟ものかに限らず、間取りも考慮する必要があります。

間取りを大きく2つに分けると 単身向けの「ワンルーム」とファミリー向けの「ファミリータイプ」があります。

なお、戸建てもファミリータイプの一種ととらえます。

従来の不動産投資はワンルームが中心

従来、不動産投資の中心は単身向けのワンルームでした。

同じ土地にアパートやマンションを建てるなら、 ワンルームで構成したほうが収益性が高いからです。

また、ワンルームはリフォーム代金が安く済み、 入居者の入れ替わり時にお金が余りかからないということで重宝されてきました。

現在の不動産投資は

しかし現在、全国的にワンルームは供給過多の状況で、 家賃が下落しているエリアもあります。

そしてワンルームは差別化が難しいため、 価格競争になりやすいものです。

地方にはいくら値段を下げても入居者が決まらない物件もあります。

下手をすると管理費・修繕設立金を払ったら儲けがほとんど残らない悲惨な状況になります。

ワンルーム投資をするにはエリアの動向調査が必要

したがって、ワンルームに投資する場合は、 そのエリアの人口動態や空室率の調査を徹底的に行う必要があります。

もちろんファミリータイプだからといって必ず有利と言うわけではなく、 デメリットもあります。

ワンルームタイプ、ファミリータイプのそれぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、 ターゲットとするエリアでの価格や需給状況などを考慮して、 希望のタイプを選択する必要があります。

以下に、ワンルームとファミリータイプのメリット・デメリットを記載します。

ワンルームのメリット

  1. 取得単価が比較的安い
  2. 管理費やリフォーム費用などが安い

ワンルームのデメリット

  1. 供給過剰なエリアが多く、空室率に注意が必要
  2. 投資家同士の競争になりやすい

ファミリータイプのメリット

  1. ワンルームよりも長期入居になる傾向がある
  2. リフォームの工夫の余地が大きい
  3. 少子高齢化に対応した間取り変更できる
  4. 投資化が狙わない傾向にある

ファミリータイプのデメリット

  1. 金額が高め
  2. リフォーム費用が高い
  3. リフォーム費用が高い
  4. 管理費、修繕設立金が高い