値下げ交渉がうまくいく!不動産価格交渉の仕方

うまくいく不動産価格交渉の仕方を教えます

値下げ交渉がうまくいく!不動産価格交渉の仕方

値下げ交渉で、不動産投資が成功する

不動産投資をするにあたって、 不動産仲介業者との付き合いは、 投資の成功・失敗を左右します。

なので、まず仲介業者を投資パートナーとして接することが大切です。

そこに、信頼関係が生まれ、あなたにとって良い情報をもたらしてくれます。

不動産仲介業者と良い関係が築けたら、 一歩進んだ情報収集術として、資料請求する際に仲介業者にいくつか質問してみることです。

後々の、不動産価格値引き交渉に有利な情報を引き出せるかもしれません。

例えば、同じような物件でも値引き交渉が可能な場合とそうでない場合があります。

しかし、値引き交渉が可能かどうかは資料を見ただけでは判断できません。

以下のようなことを仲介業者の担当者に質問して、 不動産価格交渉に使える情報を引き出せられればラッキーです。

不動産価格交渉を有利に進めるための情報とは

  1. 物件売却理由は
  2. いつから売り出されているか
  3. 他の投資家の反響は
  4. 売主はいつまでに売りたいと希望しているか
  5. 価格交渉はどれくらいまでいけそうか
  6. 元付か、客付か

「物件売却理由」は内容によっては値引き交渉の材料になります。

「売主さんは、どうして売りに出しているんでしょうね」などと柔らかい感じで質問してみましょう。

相続対策だったり、売主が他の場所に引越しをしたケースなどでは、 急いで物件を処分したいので値引き交渉ができる可能性が多いようです。

逆に、数ヶ月前に買ったばかりですぐに売り出している物件は業者の転売目的であるケースが多く、 値引き交渉に応じてもらえない場合があります。

「いつから売りに出されているか」は、その収益物件が売れ残っている期間を聞いています。

長期間売れ残っていれば、売主は焦っているので値引き交渉の材料になります。

「反響」は現在、その収益物件に対して、他の投資家からの買い付け申し込み具合を聞いています。

あまりに競争相手が多く、競争に勝つ自信がない場合、その物件を諦めたほうが無難です。

「いつまでに売りたいか」は期限を聞くことで、売主のあせり度合いを推測します。

期限が迫っていれば思いっきり値引きが可能です。

値下げ交渉が難しい物件

ただ、オーナーチェンジ物件の場合、 すでに入居者がいて家賃収入も継続的にあるので、 売り急いでいないと予想できます。

「元付か、客付か」、この質問は仲介業者から嫌がられる可能性もあります。

元付とは、売主が売却を依頼した不動産会社です。

客付とは、買主が購入を依頼した不動産仲介会社のことです。

元付だった方が売主に近いので詳しい情報を得ることができます。

客付だった場合、売主とは直接やり取りしていないので、 詳しい情報を得るのは難しくなります。

また、元付で客付の不動産会社がいない場合、 元付の受け取る仲介手数料が大きいため、 値引き交渉などの融通が利きやすいと考えられます。