オーナーチェンジと空室のメリット・デメリット

オーナーチェンジと空室のメリット・デメリットについて

オーナーチェンジと空室のメリット・デメリット

オーナーチェンジ物件、空室物件とは

不動産投資をする際、 マンションが売りに出されている場合、 現在入居者がいる状態で売りに出されている オーナーチェンジ物件と、 入居者がいない状態の売りに出されている空室物件があります。

マンションなどの収益物件購入時、 オーナーチェンジ状態と空室状態の双方にメリット・デメリットがあります。

オーナーチェンジ物件のメリット

  1. 購入後、即家賃収入がある
  2. 利回り計算など投資計画が立てやすい

オーナーチェンジ物件のデメリット

  1. 家賃が割安に放置されている可能性がある
  2. 不良入居者がいるかもしれない
  3. リフォームによるバリューアップが使えない(潜在能力がある場合は逆手に取れる)
  4. 投資家同士の競争になりやすい

空室物件のメリット

  1. 入居者を選べる
  2. リフォームによるバリューアップが即使える
  3. 投資家同士の競争になりにくい

空室物件のデメリット

  1. リフォーム完了後、賃貸付け制約までの間、無収入が続く
  2. リフォーム完了後、家賃アップするとは限らない。不確定要素が大きい

オーナーチェンジ物件、空室物件のメリット・デメリット総括

オーナーチェンジ物件は、物件を購入したその瞬間から家賃が入ってくるというメリットがあります。 しかし、オーナーチェンジ物件の入居者を自分で選ぶことはできません。 また、多くの投資家がオーナーチェンジ物件を好むので、取り合いになります。

一方、空室物件は、入居者を選べたり、物件購入後すぐにリフォームできるというメリットはあります。 しかし、空室がいつ埋まるかわからないというリスクがあります。

一棟ものなら、ほとんどの場合はオーナーチェンジになるでしょう。

その中に何人か不良入居者がいても、諦めるしかありません。

そして、もし前オーナーが滞納保証サービスを利用していなかった場合、 後から保証をつけるのは難しいため、トラブルが起きたときに対応する必要があります。

一方、区分所有物件なら、空室のみを狙えるので、 入居者を自分で選んで決めることができます。 空室物件購入後の入居者には、滞納補償を付けられれば、不動産経営がより安心にすすめることができます。