不動産投資！区分所有と一棟マンションのメリット・デメリット

区分所有と一棟マンション所有のメリット・デメリット

不動産投資において、 区分マンション所有と一棟マンションの所有のメリット・デメリット について解説しています。

区分マンション所有のメリット

不動産投資を手軽にはじめるのに適しているのは区分所有マンションです。

一方、初期投資金額は区分所有マンションより高いが、 小規模なマンションやアパート一棟を丸ごと買うという方法もあります。

マンションを区分所有するのも、一棟を所有するのも、 それぞれにメリットとデメリットがあります。

区分マンションを所有するメリットとしては、土地の持分が少ないことがあげられます。 一方、区分マンション所有のデメリットとして、建て替えが自分ではできないなど多くの制約があります。

その結果、融資が獲得しづらいというデメリットもあります。 そのため不動産投資家から、区分所有物件は敬遠されがちです。

これを逆に考えれば、区分マンションは1棟ものより物件取得競争率は低いといえます。

1棟マンション所有のメリット

1棟マンションは土地から部屋の管理まで自由度が高いため、多くの不動産投資家が狙っています。

なので、必然的に不動産投資家の間で取り合いになりまります。

区分所有物件と1棟マンションのどちらを選ぶかはその人の予算や属性、 スキルなどによって変わってきます。

不動産の安全な増やし方

不動産投資を安全で確実な投資にするためには、 最初は区分所有物件を増やしていき、 ある程度、家賃収入が得られるようになったら1棟マンションに切り替えるというやり方が安全策といえるかも知れません。

なお、戸建て住宅は区分所有と1棟マンションの中間的な性質を持ちます。

区分マンションのメリット・1棟マンション所有のデメリット総括

以下は区分マンションのメリット・デメリットとなります。 ※一棟マンションのメリットデメリットは区分所有の逆となります。

区分所有物件のメリット(一棟もののデメリット)

1. 区分所有は少額から投資できる。
2. 区分所有物件を複数買うことで、空室、地震、事件・事故などのリスクを分散できる
3. 空室のみ狙って取得していくと、入居者を選ぶことができる

区分マンションのデメリット・1棟マンション所有のメリット総括

区分所有物件のデメリット(一棟もののメリット)

1. 管理費・修繕費が割高である
2. 建物の処分について自由が利かない
3. 地震に対する対応力が弱い（建て替えが困難）
4. 手間の割りに儲けが少ない
5. 資産が増えるのに時間がかかる「カメ型」投資である
6. 融資を獲得しづらい