不動産投資で掘り出し物件の探し方!不動産屋さんだけに回る情報を得る方法

掘り出し物件の探し方!不動産屋だけに回る情報を得る

不動産投資で掘り出し物件の探し方!不動産屋さんだけに回る情報を得る方法

掘り出し物件とは、安くて管理修繕が不要、客付けが容易な物件のこと

不動産投資で一番労力がかかるのが、 収益物件を購入するまでの物件情報収集と現地調査です。

しかし、多くの情報を集め、多くの物件を見ることで、 不動産投資の成功率は高くなるので、手は抜けません。

掘り出し物件買付までの流れ

掘り出し物件を選んで買い付け申し込みするまでの流れは以下のようになります。

  1. 取得方針策定 :予算、場所、建物構造など、大まかなターゲットを決める
  2. 物件検索 :インターネットを中心に情報を集める
  3. 資料請求 :不動産会社に問い合わせて販売資料をFAXしてもらう
  4. 現地調査 :集めた情報の中から現地に行って視察する物件を選ぶ
  5. 投資計画作成 :投資にふさわしい物件かどうかをシュミレーションする
  6. 買い付け申し込み :不動産会社に買付申込書を提出する

掘り出し物件は、実は手に入らない?

掘り出し物件とは、安(利回りが高)く、修繕が当分不要で、客付けが容易な物件のことです。

しかし、こんな物件があれば業者が買い取り転売します。

なので、我々エンドにそんな掘り出し物件が回ってくることはまずありません。

我々エンドに回ってくる物件は上記「掘り出し物件」の条件のどれか、 もしくは全ての条件が当てはまらない物件となります。

その中で、自身での許容範囲を見極め、掘り出し物件にする必要があります。

不動産投資において大失敗は許されない

不動産投資で物件選びを始める前に前提として覚えておきたいのは、 不動産投資においては「大失敗は許されない」ということです。

株であれば、買った後に自分の予想と反対の値動きになっても、 すぐ損切りすればダメージは最小限で抑えられます。

しかし、不動産投資ではそうはいきません。

不動産投資は1回の投資金額は大きく、 買った後で失敗したと思っても、 売るのに数ヶ月かかります。

また全体投資金額における諸経費は物件価格の10%近くかかります。 投資失敗時に撤退するダメージが大きいのが不動産投資なのです。

不動産投資を失敗させないための極意とは

不動産投資を失敗しないためには、 1回当たりの投資金額を小さくして分散させるという方法があります。

最初から1億円の物件を購入し、もし失敗したとなると、ダメージは甚大です。

しかし、小さい物件を10戸持っていれば、 そのうち1戸でトラブルが起きても、全体に与える損害は少なくて済みます。

ただし、これにはデメリットもあります。

区分マンションを数戸もつデメリットとは

定額物件を数多く保有するということは、 それだけ物件の取得・運営に時間と手間がかかるわけです。

管理費等経費も割高になりがちです。

定額物件と高額物件のメリット・デメリットを理解し、 まずは取得方針を決める必要があるでしょう。

高額物件を買おうとする場合はより吟味して間違いの無い決断をしなければなりません。

不動産投資は地道な作業であること

もう1つ、不動産投資の失敗を避けるための策としては 「とにかく数多くの物件を見ること」です。

10件ではなく100件、1,000件と見る物件を増やせば、 それだけお宝物件に当たる可能性は高くなります。

ニュージーランドの著名な不動産投資家「ドルフ・デ・ルース氏」の言葉に 「100:10:3:1の法則」があります。

100件の物件を見学し、 そのうち10件に買付申込書を出し、 3件に融資の手配をして、最終的に1件が買える、というものです。

掘り出し物件に巡り合うには

おそらく物件を未初めて、 最初の頃はなかなか「これだ」と言う掘り出し物件に巡り合わないでしょう。

1、2ヶ月で掘り出し物件に当たることはまずないと考えてください。

そして、掘り出し物件を紹介してくれるのは不動産業者です。 その不動産業者に欲しい物件の形態やエリア、価格を具体的に知らせれば、 業者も必ずあなたに掘り出し物件の情報を連絡してくれます。

なお、不動産業者の担当者も多数の顧客をかかえています。 なので、不動産業者の担当者との付き合い方次第で、掘り出し物の連絡があるかないかが決まります。

不動産業者との付き合い方については、 「不動産仲介業者との付き合い方」 で解説しまています。