不動産担保融資と共同担保について!銀行から融資を受けるコツと注意点

不動産担保融資と共同担保について

不動産担保融資と共同担保について!銀行から融資を受けるコツと注意点について

不動産担保融資とは「不動産(収益物件)を借金のかたにいれる」ことです。

そこで、銀行からの融資を受ける際に、お金を借りる代わりに、現在所有している不動産(収益物件)を抵当に入れる（借金のかたに取られる）ことを不動産担保融資と言います。

不動産投資において、銀行から融資を受けるのはなかなか厳しい場合があります。しかし、不動産(収益物件)を担保に融資を受ける場合は、担保に入れる不動産にもよりますが、通常より融資を受けやすくなります。

不動産担保融資では、所有不動産を借金のかたに取られてはいますが、収益物件の賃貸経営をして収益を得ることはできます。

ただし、借金返済が滞ったときには、担保にした不動産や収益物件は取り上げられてしまいます。

担保に関しては「共同担保」についても覚えておきましょう。

共同担保とは、例えば、あなたが購入しようとする収益物件が5,000万円だとして、審査の結果、3,000万円の融資しか受けられない場合、残り2,000万円の自己資金がないとします。

その場合は、例えば住宅ローン完済済みの自宅などを担保に差し出すことができます。これを共同担保といいます。

共同担保にも不動産担保と同様に、銀行からの融資を受けやすくなるメリットがあります。ただし、共同担保にする住宅を将来売却する際に、抵当権者と抹消額の交渉をする必要があるため少し厄介なところもありますので、注意が必要です。