不動産投資は融資を使え!融資を受けるメリット・デメリットを検証

不動産投資で融資を受けるメリット・デメリット

不動産投資は融資を使え!融資を受けるメリット・デメリットを検証

不動産投資戦略で大事な資金計画

不動産投資を融資活用か現金中心かは、 あなた自身の戦略の立て方によって決まります。

不動産投資を行う際、現金を潤沢に持っている人、 1物件だけ購入すればいいという場合は、 銀行からの融資を利用する必要は無いでしょう。

今、不動産投資するなら融資が得?

しかし、限られた資金を上手に活用して多くの収益物件を購入したいなら、 銀行からの融資を受ける必要があります。

現在の日本は過去にも例を見ない低金利です。

これほど低コストで資金調達できる国は他にはありません。

ローンの借入利子と不動産利回りを比較して、 利回りのほうが大きい場合は、 そのギャップが「利ざや」になるというのが不動産投資の考え方です。

低金利融資でも注意が必要

ただし、低金利はいつまでも続くわけではないので、 金利動向には注目しておきましょう。

融資を有効利用する考え方は2つあります。

不動産投資で融資を受けるメリット

1つ目は「融資を先行させる」方法です。 これは、金利が低いうちは積極的に銀行からの融資を利用して、 金利が上がったら融資を受けるのをやめ、 貯蓄した現金で繰り上げ返済に切り替える手法です。

2つ目は「現金を中心にする」です。 これは、最初の1から2件の物件を現金で購入します。 それにより銀行に対する信用力も高まり、融資が受けやすくなったところで、 融資を活用して大きな収益物件を買うという方法です。

どちらを選ぶかはあなたの投資戦略次第です。

不動産の「現金買い」と「融資買い」のメリット・デメリットは以下の通りです。

不動産現金買いのメリット

安全度が高い
運用方法として貯金よりは高い利回りが得られる
値切り交渉に強い
物件を即押さえられる
将来の共同担保そして使える(=現金同等物とみなされる)

不動産現金買いのデメリット

資産増加に時間がかかる
手持ち資金の少ない若い世代には難しい

不動産融資買いのメリット

短期間で複数の物件取得が可能
レバレッジ効果により高い利回り(高ROI)を狙える
現金を手元に残せるので融通を利かられる

不動産融資買いのデメリット

リスクが高い。破綻の可能性がある
金利に収益が左右される

なお、融資申し込みは、ローン特約の期間内(通常は2週間から1ヶ月)に行うことになるので、 迅速な対応が求められます。

通常は物件買付申し込みの後、すぐに銀行に融資申し込みも行います。