不動産投資デメリット!不動産価格下落リスクと価格下落対策

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不動産投資デメリット!不動産価格下落リスクと価格下落対策

不動産価格のデメリットとして、不動産価格の下落リスクがあります。 不動産価格の下落リスクとは、不動産投資をした当初の価格よりもその収益物件の価格が下がることです。

昨今の不動産価格は、 主要都市の不動産価格だけが上昇し、 地方では相変わらず不動産価格が下落するという二極化が進んでいます。

マクロ的に見ても、人口減少・少子高齢化が進む日本社会にあって、 不動産の価格がこれから上がり続けること考えにくいです。

では、下落した不動産を売却はせずに、賃貸し続ければよいという意見もあります。 しかし、不動産は年数が経てばたつほど劣化していきます。 物件の劣化に伴い、外観や内装を保つためのコストがかさむようになります。

一方で、借り手側に対しては、物件の魅力は年数を経るごとに 薄れていきます。

これは、不動産投資の出口戦略にもつながる話ですが、 不動産を持ち続けるにしても、不動産価格の価格下落対策は必要となります。

不動産の価格下落対策としては、以下の内容があります。

  1. 不動産価格下落リスクの少ない好立地物件や条件を選ぶ
  2. 不動産管理を徹底し、収益性を確保する
  3. 不動産の区分所有は避ける
  4. 収益利回りをキープする
  5. 長期にわたる不動産運用でリスク低下させる

この中で、不動産物件価格下落リスクを軽減する方法として 「長期の不動産運用」がおすすめです。

長期にわたる不動産を運用することによって、 不動産価格が大幅に値下がりしても、 トータルで見て一定の収益を上げれられれば、 その投資は成功したとみなすことができます。

例えば、家賃収入+不動産売却益>不動産購入額となればOKです。

土地の価格、不動産価格が下がれば家賃も下がると予想されるのは、当然です。

家賃が下がれば全体の収支に影響してきます。

しかし、不動産価格が下落しても、 好立地な物件であれば家賃への影響は案外大きくないこともあります。

例えば、バブル期に購入した物件が、 その後、5分の1の値段に下落したという話は多々ありました。

しかし、家賃は5分の1にはならず、 せいぜい2割下がったくらいです。 場所によっては家賃が高くなったエリアもあります。

そう考えると、新築からある程度築年数が経ち、 「不動産としての物件価格は大きく下落したものの、家賃はそれほど下落していない」ことが、 利回りが高水準になり、不動産物件購入に適したタイミングということができます。

このことは、不動産投資を始めるにあたり、ぜひ念頭においておく必要があります。