不動産投資のデメリット!不動産流動性リスクと流動性リスクに潜むチャンスとは

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不動産投資のデメリット!不動産流動性リスクと流動性リスクに潜むチャンスとは

不動産投資のデメリットとして「流動性リスク」があります。

不動産市場は株式などの投資商品と比べ参加者が少ないため、 物件の売買が難しく、換金性が低いのが不動産の特徴です。

なので、不動産は流動性の低い投資商品だといえます。

この不動産市場の流動性の低さが不動産投資のデメリットといえます。

また、不動産は「売り出し開始→売買契約→決済・引渡し」まで最低でも1ヶ月から2ヶ月かかります。

そもそも買い手が現れなければ、何年待っても売却はできません。

なので、収益物件を購入する際、流動性リスクも考慮した上で不動産投資をすることが必要です。

不動産市場は基本的には、不動産会社間の情報網があり、 不動産会社の店頭や新聞の折り込みチラシ、インターネットなどによってその情報が市場に出回ります。 もちろん、この流通網に載らない情報もあります。

不動産会社が自社の顧客に直接情報を流したり、 不動産会社間で物件を売買したりすることもあるからです。

このように、独自の流通網が存在するのが、不動産市場の特徴です。

不動産市場は閉鎖的であり、流動性が低い市場で換金性が低いため、 資金繰りを考えなければならない経営者は、この不動産の「流動性リスク」は十分に考慮する必要があります。

しかし、不動産市場の流動性が低いことは、逆に不動産投資のチャンスでもあると考えられます。

不動産市場がオープンでないと言うことは、 不動産価格は決まっているようで、実は不動産価格は決まっていないということなのです。

また、不動産の売り急ぎは売主にとってはリスクであり、買い主にとっては大きなメリットになるということです。

例えば、相続がらみなど何らかの事情があって、 物件を売り急いでいる売主に対しては、 大幅な値下げ交渉をすることが可能になります。

思いもよらないお得な価格で不動産を購入できることもあるのです。 これは、不動産取引ならではの大きな魅力です。

また、最近の不動産市場の整備は進んできています。

まだまだ不透明な不動産流通マーケットですが、 個人も含めたプレイヤー(投資家)の参入が増加したことで、 不動産取引システムの整備は日々進んでいます。

例えば、不動産の買主と売主が直接取引できる不動産オークションなどがそれにあたります。

現時点での取引量はそれほど活発ではないようですが、 これらの新しい不動産の取引手段を検討してみるのも良いかも知れません。