管理組合が作成する決算報告書-区分マンション購入時の確認ポイント

管理組合が作成する決算報告書の確認ポイント

管理組合が作成する決算報告書-区分マンション購入時の確認ポイント

管理組合が作成する決算報告書とは

管理組合では毎年簡単な決算報告書を作成しています。

決算報告書の内容をみればマンション管理組合の運営健全性を知ることができます。

決算報告書の確認ポイント

マンション管理組合の決算報告書の確認ポイントは、 毎年の収支が赤字なっていないかどうかです。

赤字になっていたら、健全な運営がなされていないと考えられます。

また、決算報告書には修繕積立金の積み立て状況も記載されています。

「未集金」の額を見て、金額が大きければ、 修繕積立金の滞納者も多いということになり、 入居者のモラルが低い、または管理会社が機能していないなどの問題が考えられます。

さらに「積立金の総額」も確認します。

積立金の総額が異様に少ない場合は、 管理会社が倒産したか持ち逃げしたために、 ゼロから積み立てをやり直しているといった理由が考えられます。

修繕積立金の総額が少なすぎる場合、 大規模修繕の際に多額の修繕費を要求される可能性があります。