重要事項説明書確認ポイント-都市計画や土地区画整理とは

重要事項説明書確認ポイント-土地・建物について-

重要事項説明書確認ポイント-都市計画や土地区画整理とは-

「重要事項説明書」では「都市計画や土地区画整理事項土地・建物」に関する事項を確認しましょう。

ここではまず区域区分の確認をします。

「市街化区域」になっていれば問題ありません。

既に市街地となっている区域や、将来を展望したまちづくり計画に基づき、 10年以内に優先的かつ計画的に市街化を促進する区域を市街化調整区域といいます。

もし重要事項説明書に「市街化調整区域」や「未線引区域」と記載されている場合は原則建物を建てることのできない地域です。なので、「市街化調整区域」や「未線引区域」と記載されている場合購入は避けるようにしましょう。

都市計画法とは、個人がそれぞれ自由に建物を建築したり道路を造ると、機能的な街造りが出来なくなります。

そこでバランスのとれた街造りを計画するための基本的なことを制限しているのが都市計画法です。

もし、重要事項説明書に都市計画道路や区画整理事業の記載があった場合は将来立ち退きを迫られる可能性がありますので要注意です。

次は重要事項説明書の「建築基準法に関する事項」について解説します。