重要事項説明書確認ポイント-土地・建物について-

重要事項説明書確認ポイント-土地・建物について-

重要事項説明書確認ポイント-土地・建物について-

重要事項説明書の確認ポイント

重要事項説明書」で、まずは「土地・建物」に関する事項を確認しましょう。 ここで重要なのが土地の権利の種類です。

土地の権利については「所有権」「地上権」「賃借権」などがあります。 重要事項説明書中で必ず「所有権」と記載されていることを確認します。

実際には所有権ではないのに、マイソクに「所有権」と記載されている可能性があります。

「所有権」と「地上権」「賃借権」では物件価格に大きな開きがあります。 登記の有無も確認します。

不動産登記されていない未登録部分があると

不動産登記がされていない違法な未登記物件・未登記建物がまれにありますが、 そういった土地や建物は購入を避けるべきでしょう。

未登記の建物がある場合は、登記は引渡し・決済前にしておきます。 それも無理となれば、信頼できる司法書士の立会い確認をいれた方が良いでしょう。

建物に関しては、床面積を見て、販売資料との相違をチェックします。 販売資料には壁の厚みも含めた床面積(壁芯)が記載されていることが多く、 重要事項説明書に記載されている内寸(壁の内側)で図った床面積と差があることがあります。 この差が5%から10%程度であれば許容範囲でしょう。

これがあまりにも大きい場合は不動産会社に確認することが必要です。 次は重要事項説明書の「売主、占有状況、登記簿」について解説します。