収益不動産購入までの手続きと流れ -不動産購入手続きの注意事項-

収益不動産購入までの手続きと流れについて

収益不動産購入までの手続きと流れについて紹介しています。

不動産売買契約日までに取り寄せて確認すべき書類

不動産売買契約日までに取り寄せて確認すべき書類一覧です。

  1. 売買契約書
  2. 重要事項説明書
  3. 賃貸契約書のコピー(オーナーチェンジの場合)
  4. 登記簿
  5. 管理規約
  6. 管理組合の決算報告書(区分所有の場合)

不動産購入の流れ

不動産購入の流れについて解説します。 購入申し込みから売買契約までの手続き期間はおよそ1週間です。 この間に、売買契約書類の内容をよく確認をします。 なぜなら、契約締結までの期間には、より具体的な価格を売主と決めるからです。 価格が決まり、売買契約を結ぶことで、銀行へ融資申し込みに進むことができます。

価格交渉が終われば契約手続きへ進みます

不動産購入には「慎重かつ迅速」が求められます。 指値(値引きした金額)なしで買付を出した場合は、 その購入価格で契約手続きへと移行することになります。

一方、多少なりとも指値で買付した場合は、 契約手続きの前に、買主と売主がお互いの希望価格を出して、 具体的な価格交渉が行われます。 契約内容なども勘案しつつすりあわせをしていきます。 仲介に入った不動産会社に契約を急がされるかもしれませんが、 あせらず慎重に進めましょう。

ただ、あまり引き伸ばしすぎると売買交渉権が他の人に 移ってしまう恐れもありますので慎重かつ迅速な対応が必要となります。 売買金額が決まると、売主側の不動産会社により 「重要事項説明書(重説)」と「売買契約書」などの書類が作成されます。 書類を受け取ってから1週間程度の間に目を通し、 疑問点があれば何度でも不動産会社に確認します。

不動産売買契約書類の確認ポイント

不動産売買契約書類の事前確認は絶対に疎かにしてはいけません。 なぜなら、重要事項説明書・契約書は法的拘束力があり、 重要事項説明書に記載されている内容は最終的な決定事項になるからです。 早い段階で重要事項説明書や契約書などのコピーを、 不動産仲介業者から送ってもらい、徹底的に確認をしましょう。 次は、各契約書類の確認ポイントについて解説します。